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CMSとは? ~初耳の方にわかりやすく解説~

2019.1.17 Thu

CB NEXTの池田です。

弊社では、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の導入支援を行っております。

今回は、このCMSについて、ご存知ない方向けに、わかりやすく解説していきたいと思います。
※ 初耳の方向けに記載します。

【目次】
1. CMSとは?
2. CMS導入前のWebサイト運用イメージ
3. CMS導入後のWebサイト運用イメージ
4. 弊社とCMSの関わりについて
5. あとがき

【1. CMSとは?】
CMSを一言で表すと「Webページの編集を簡単・便利に行えるソフトウェア(パッケージソフト)等のこと」です。
皆様の身近なもので表現すると、「ブログ」に近いものです。
「ブログ」では、内容を入力するだけで、ページが勝手に作成されます。
あのような機能を、企業の公式ホームページやある程度の大きさのサイト向けにソフトウェア化したものが、CMSとなります。

【2. CMS導入前のWebサイト運用イメージ】
通常、CMSを導入していないWebサイトでは下記のような運用で、Webページを更新する必要があります。
図1

ここで問題となってくるのは、
① HTMLコーダーが「詳細ページ」を更新する度に「一覧ページ1」、「一覧ページ2」を編集しなければいけないこと。
② Webサーバへのアップロードを手動で行っていること。
の2点です。
※ 上記は自社で更新する場合となりますが、外部発注する場合などは、そのコストも追加で掛かります。

【3. CMS導入後のWebサイト運用イメージ】
ここで、この面倒な点を解決するために生まれたシステムが、「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」です。
CMSを導入することで、下記のような運用フローとなります。
図2

赤字で記載している部分が、CMS導入により改善された部分となります。

具体的に改善された部分を列挙していきましょう。

・HTMLファイルそのものの作成が不要となり、HTMLの知識のない担当者でも、Webサイトを更新する事が可能となった。
 ⇒ 人的コスト/ 技術コストの削減
 ⇒ 外部発注をしていた場合は、自社の担当者で更新ができるようになる為、大幅なコスト削減が見込まれます。

・詳細ページを入力された項目を基に作成すると同時に、一覧ページにもその内容を自動的に反映させることが可能。
 ⇒ 必要工数の削減
 ⇒ 更新漏れのリスク削減

・上長の承認後、スケジュール設定により、自動でWebサーバにアップロード(公開)されるようになった。
 ⇒ 工数、人的コストの削減

このように、CMS導入後では導入前に比べて、コストやリスクを大幅に削減する事が可能となります。

以上が「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」の概要となります。

【4. 弊社とCMSの関わりについて】
さて、そんなCMSに対して、弊社がどのように携わっているかというところですが、
実はCMSを導入しただけで、すぐに上記の状態とする事が可能な訳ではありません。

自動でページを生成するには、入力項目をHTMLファイルへ変換するための「テンプレート」と呼ばれるものを作成する必要があります。
そもそも、入力項目としてどのような項目を用意するか等も予め決めておく必要がありますね。
その他にも、各種設定の必要がある項目が多数存在します。

弊社では、これらの各種設計や構築、運用開始後の操作マニュアルのご提供などを支援させて頂いており、
お客様のニーズにお応えできるよう、ヒアリングした内容をベースにCMSをカスタマイズし、Webサイトのリリース、
その後のサポートまでを担当しております。

【5. あとがき】
筆者は、これまでに複数のCMS案件に携わっておりますが、自身が担当したWebサイトが公開された時の嬉しさは何とも言い難いものでした。
※ ご担当させて頂いた企業様、その節は本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

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